体重を減らそうと、散歩を頑張っている。明日からまた天気が崩れるとのことなので、今日も頑張って、小金井公園へ行ってきた。道端に小さな花たちが楽し気に咲いている。
そこらじゅうで見かけるのが、この花。くっきりと星型の花びらが愛らしい。ネットで調べたらハナニラだった。実はハナニラとは、花芽がついたニラのこと。昔、市民用の畑を借りたことがあって、植えた野菜の仕切りのためにニラを植えたが、切っても切っても生えてくるニラが柔らかくておいしくて重宝したのを思い出す。あのニラにこんなかわいい花がつくのかと知る。しょっちゅう切って食べてしまうので、花が咲く暇もなかったのだ。
生垣によく植えられているこの樹は、今まさに真っ赤に燃える新芽が次々に飛び出ている。春ならではの元気な色だ。
いつの間にか我が家の庭から姿を消してしまった花。あれ?名前が思い出せない(^^;)。そうだ、ムスカリだ!ちいさな玉が集まったようなこの花が好きで花芽が出るのを楽しみにしていたっけ。
余り見かけないこの赤紫の花は、桜町病院の入り口で見つけた。桜町病院には花壇がたくさんあって、シスターやボランティアの人たちが手入れをしている。
小金井公園入口に流れる多摩川の堀近くで見つけたスズランに似た釣り鐘のような小さな白い花びらのスノーフレーク。 釣り鐘の花はスズランに、細長い葉はスイセンに似ているので、「鈴蘭水仙」とも呼ばれるという。
スノーフレークのそばで華やかに咲いていたユキヤナギ。透けるような白い花をぎっしりつけていて、一気にここは春いっぱい。真っ白な小さな花がまるで雪が積もっているように見えることから、「ユキヤナギ」と名づけられたとか。
小金井公園に入ると、昨日からちらほら咲き始めた桜が今日は一気に二分咲きに。
さっそく気の早いお花見客が来ている。シートの団体さんもいるが、新型コロナのため、今年も桜まつりは中止となり、シートを敷いての団体のお花見は遠慮してくださいとの立て看板も出ていた。パソコン教室のお花見ができなくなってから、もう何年かなぁと思う。
たてもの園前の池の前を行きかう人たちもゆっくりと春を楽しんいる。
コロナ禍で休館中に、バスは真っ黄色に塗り替えられ、移籍された昭和の建物も次々に改修されている。
おお、いました!たてもの園前の池には2羽のカルガモと、甲羅干しに余念のないカメたち。ふたつ池には7羽のマガモと5羽のカルガモがいましたが、長くなってしまうので、次のブログで紹介予定。
あ、そうそう、ふたつ池に、カワセミが戻ってました!
久しぶりに見たせいか、いつになく、赤っぽい姿。これからはふたつ池でカルガモだけじゃなくて、カワセミも楽しめそうです。サギもそろそろ戻ってくるのかしら。
コンパクトカメラで写したので、若干ボケてます(^_^;)。
いこいの広場では、信じられないほどの高さに凧を上げていたおじさんを発見。どのくらいの高さなんですか?と聞くと、500メートルかなぁという。用意した糸は775メートルなので、糸の出し具合でタコの高さがわかるらしいです。
「2キロの糸も持ってるけど、使ったことないなぁ」と笑う。おじさんが糸を持ってみるかい?と言うので、おずおずと持たせてもらったら、余りに軽い感じだったのでびっくり。500メートルも上がるタコならさぞかし引きが強いだろうなぁとビクついていたのだ。豆粒ほどの大きさなので、両目でないとおじさんのタコを見失ってしまう。コンパクトカメラでタコを写してみたが、案の定、写っていなかった(^_^;)。
高く上がったタコは糸がたるむので、高圧線とか、樹とかに気をつけなくちゃいけないんだよなどと、おじさんはいろいろとおしゃべりしてくれた。
午後4時近く、そろそろ風も寒くなっていたので、おじさんにさよならを告げて、帰路についた。黄金色になりかけた斜めの日ざしの中、たくさんの人たちが思い思いに遊んでいた。